オープンソース5Gスタックを加速するOpenAirX-Labsを提供開始
全米科学財団が出資するPlatforms for Advanced Wireless Researchプロジェクトオフィスは、オープンソースの5Gスタンドアロンソフトウェアスタックの開発とテストを加速するOpenAirX-Labs (OAX) の提供開始を発表しました。
最先端の分野に取り組んでいるエンジニアや科学者は、ますます複雑化するシステムやテクノロジ、そして変化のペースの加速に直面しています。学界、政府、業界全体にわたって次なるブレイクスルーを切り開くためには、革新的なアイデアやエンジニアリングだけでなく、適切なツールやパートナーシップも必要です。コンセプトから開発、デモンストレーションに至るまでの迅速な進展を可能にするプロトタイピングツールは、世界を変える次世代テクノロジを実現するうえで鍵となります。
NIの取り組み
基礎研究から新製品のR&Dに至るまで、NIのソフトウェアを中核としたアプローチは、技術の進歩を可能にする柔軟性と拡張性をもたらします。NIのパートナーエコシステム、そしてサードパーティツールの統合により、準備作業が迅速化され、研究者はより多くの時間を技術革新に投入できるようになります。
「互換性があり、初期設定が簡単なため、NIのハードウェアとソフトウェアを選びました。これらのソリューションは、ラボでの将来の装置開発に向けて優れた柔軟性ももたらします。」
サウサンプトン大学
実験やテストから得られるデータを最大限に活用することで、発見を加速し、設計を最適化できます。NI Connectの基調講演では、データの重要性について触れ、NIのソフトウェア接続アプローチが、初期の研究から生産現場、さらにそれ以降に至るまで、テストの力をどのように解き放つかを紹介しました。
ブリストル大学とルンド大学の研究者がNIと協力し、Massive MIMOを利用することで、5Gワイヤレススペクトル効率の世界記録を樹立しました。